点数計算を覚える優先順位
- 2006年12月02日
- 点数計算
◆20符30符40符の点数計算
あなたがあがった手はほとんどが、20符、30符、40符の手になります。
近代麻雀にも連載していたのひいいさんの研究によると、
20符、30符と40符のアガリだけで94%を占めています。
参考:ひいいの麻雀研究
120589局のデータで、103737回あがりが発生し満貫未満は81507回だそうです。
(データ元は東風荘の牌譜データ。従って、食い断なしで東風戦というルールである点を考慮にいれなければならない)
※以前まで「J-game」のデータだと勘違いしておりました。訂正いたします。
そのうちの94%が20符、30符、40符のあがりです。
もうあなたは満貫以上は完璧に言えますよね?
満貫以上の点数と、20符、30符、40符の計算さえ完璧に覚えれば、全あがりの95%の点数計算が出来ることになります。
ということは、他の部分はおまけです(笑)
点数計算のコツは、効率よく覚えること。
覚える順番、優先順位があるんですね。
◆50符60符70符の点数計算
点数計算できない人が一番間違えるのが50符、60符、70符の計算でしょう。
でもこれは全アガリのうちの5%に過ぎないわけです。
最初はある程度のパターンだけ覚えておけばいいと思います。
◆90符、110符なんか一生使わない?
私、90符、110符のアガリって一度も見たこと無いんですよ。
自分ではもちろん、メンバーとして働いていても聞かれたことありませんね。
そういや100符2ハンは一度ありますけどね。
あなたはどうですか?
あがったことあります?
あまりいないですよね?
あったとしても、大抵カンドラや裏ドラが乗って満貫になってしまいますからね。
ということは覚える必要はありませんね。
でも万が一90符のアガリになってしまった場合はどうするか。
90符=40符+50符です。
つまり40符と50符の点数を足した点数が90符の点数です。
子の90符1ハンなら、1300+1600=2900です。
2ハンなら、2600+3200=5800です。
ツモアガリの場合
(400-700)+(400-800)=(800-1500)
(700-1300)+(800-1600)=(1500-2900)
となりますね。
親の110符1ハンなら、50符+60符で2400+2900=5300点
2ハンなら、4800+5800=10600点
ツモアガリなら、800オール+1000オール=1800オール
1600オール+2000オール=3600オール
となりますね。
一応書きましたが、覚える必要はないと思いますよ。
◆メンバーならば、70符までは覚えよう
もしあなたがメンバーならば、70符までの点数計算は完璧に覚えてください。
これで十分対応できるでしょう。
字牌、老頭牌の暗カンでのリーチによる70符1ハン、2ハンはたまにあるので覚える必要があります。
万が一80符以上の点数になってしまったら、
80符は40符の倍です。
100符は50符の倍です。
90符=50符+40符
110符=50符+60符
ということだけ頭に入れておけばよいでしょう。
ひいいさんの研究では、70符でさえ0.16%
80符で0.01%の発生確率です。
それ以上はもちろんゼロ。
参考:ひいいの麻雀研究
あくまでネットゲームの中での話ですけどね。
私の感覚では、もうちょっと発生確率が多い気がしないでもないです。