666
- 2010年09月29日
- 天鳳
666は「不吉な悪魔の数字」と言われています。
桃鉄をやる方は「666カード」をご存知でしょうか?
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前回の続き
串カツで満腹になり、いよいよ目的のブー麻雀の店に突入します。
あなたも麻雀打ちなら、ブー麻雀という名前だけは聞いたことがあるんじゃないですか?
阿佐田哲也の小説「麻雀放浪記」に登場しますね。
私は中学生か高校生の頃に読んだきりなのですが、最近でも週刊少年マガジンで連載していた「哲也 ~雀聖と呼ばれた男~」などでご存じの方は多いかもしれません。
はじめに満貫の点数を持っていて、それが倍になるか誰かが飛んだら終了、というのは聞いたことがあったのですが、なにやら現代の麻雀とは全く異なるルールで行われているそうなのです。
Kさん「この業界にいるんだったら、一度は体験しといた方がええで」
ということで、ブー麻雀の発祥の地である新世界にやってきたわけです。
Kさんいわく、新世界界隈ではいまだブー麻雀が盛んで、ものすごい繁盛しているとか!!
そして着いたのが「ニューマルコ」というお店。
「勝ってうれしい、負けてくやしい」
こんな看板掲げてるのは全国探してもここだけでしょう。
ブー麻雀を打つのは20年ぶりというKさんは、この看板を覚えていてここで打ちたかったそうです。
中をのぞいてみると、異様な雰囲気。
約20卓のうち、10卓が稼働し、そのすべてがブー麻雀。
そしてその客層は70代が中心・50代が超若手!!
もちろんメンバーさんもそのくらいの年齢です。
スーツ姿の30代二人が店内に入るやいなや、怪訝そうな表情のマネージャーが近づいてきます。
マネージャー「何しにきたんですか?」
Kさん「いや・・・あの・・・麻雀を・・・」
マネージャー「麻雀ってあなたねぇ、ここはあなたたちが来るようなところだと思ってきてるんですか?」
まぁ明らかに新規のお客様が入れるような雰囲気ではないですねw
しかしKさんが粘ってマネージャーと話をしたところ、何とか打たせてもらえることになりました。
どうやらルールを完全に把握していないと同卓した常連に迷惑がかかってしまうから嫌がられたようです。
Kさんはブー経験者ということで参加できましたが、全くのブー初心者の私は後見ならOKとのこと。
「天鳳九段(上位0.04%)のこの俺様が、卓にさえつけない・・・だと・・・?」
Kさんが案内された卓の面子は60代女性、60代男性、70代男性。
私はKさんと下家のおじさんの間から観戦しました(´・ω・`)
当然のようにルール表もルール説明も一切ありません。
卓を見てまず驚いたのが、点数ですね。
点箱には500点棒(赤)3本と100点棒(白)4本、20点棒(緑)5本の計2000点。
ブー皿と呼ばれるところに全員に見えるように置いてあります。
他にも挙げたらきりがないですが、説明されたことや気付いたことを・・・
・イーペーコーや三色はない。
イーペーコーや三色は新役(戦後に導入された役)と呼ばれ、採用されていないそうです。
ホンイツやチートイツはあるらしい。
何があって、何がないかはわかりません。
だってルール表ないんだもん。
・1翻縛りが無く、役無しでも和了れる。
Kさんの下家のおじさんが役無しで仕掛け始めるのを見て気づきました。
ツモ
これで和了れます。
仕掛け始めた時は「おいおい、おっちゃんwww」とか思ってたら、自分がm9でした(´・ω・`)
・点数計算が超特殊
2000点スタートからもわかるように、通常の点数計算ではありません。
普段の麻雀にある場ゾロ(バンバン)はありません。
上記のおっちゃんのアガリは220-340らしいです。
(一本場が300点?)
さっぱりわからんw
他にも、1260点やら1740点やら、よくわからない点数が飛び交います。
Kさんも言われるがままに点数をもらったり払ったりしてました。
・ マルエイ、マルビー、マルシー(Aトップ、Bトップ、Cトップ)
3人の持ち点を原点未満に沈めてトップを取ることをマルエイ、2人を原点未満に沈めることをマルビー、1人をマルシーといいます。
これによって支払いが変わってきます。
ちなみにこのお店のレートは700、700、900だそうです。
支払い方法もゲーム代もよくわからず、ここでも言われるがままのKさん。
・リーチ棒はない
Kさんがいつもの癖でリーチ棒を出そうとすると止められました。
リーチをするのに1000点出さなくてもいいんです!!
それでもいつもの癖で何度もリーチ棒を出してしまうKさん。
・流局してもノーテン罰符はなく、手牌の開示も必要ない
リーチをかけて流局しても、手牌を開ける必要はありませんし、ノーテン罰符もありません。
Kさんが帰りに「リーチをかけてもなかなか誰もあがらないんだよね」と言っていたのが印象的。
ブー麻雀ではツモアガリをしないとマルエイが取れないので、見逃すことが多くなってきます。
流局しても手牌の開示がないのでわかりませんが、出ても見逃しているんじゃないかと思われます。(リーチ後の見逃しツモ、フリテンリーチはなし)
・捨牌は一列に並べ、6枚切りはむしろマナ悪。
Kさんはきっちり6枚切りですが、他の方はみな一列に並べて捨てます。
ブウ麻雀ではむしろこちらが作法なのだとか!?
・条件によって出和了りできない
トップを取れないのに相手を飛ばせない?
また、飛ばす可能性のあるリーチがかけれない?
といったような制約があるようですが、最後までよくわかりませんでした。
ゲーム代は、沈んだ人間によって変わる?
いわれたままにやりとりするだけなのでよくわかりませんが、マルエイ、マルビー、マルシーでトップ者が払うゲーム代が変わるようです。
結局一時間半で、8ゲームをプレイしたKさん。
対局中はもちろんしゃべれないので、帰り道は二人で異世界の麻雀の話で盛り上がりました!!
Kさんはすっかりブー麻雀にはまったようですw
新世界では異様な盛り上がりを見せているブー麻雀ですが、現在では新世界に数店、全国(大阪)でも10店舗ないんじゃないかと、Kさんは言います。
お客様の年齢から考えて、今後20年くらいでなくなってしまうかもしれませんね。
というわけで体験するなら今ですよ!!
参考サイト:麻雀祭都「ブーマン由来記」
おしまいったらおしまい。
前回の続き。
西成の一泊2500円の宿に宿泊。
個人的にはこの金額でベッドがあり、ネット・メール・天鳳(&仕事)ができて大満足。なんという天鳳厨か。
Kさんいわく、1泊2500円といえどこの界隈では高級な価格なようで、もっと奥地に行けば1000円以下の宿があるとか・・・
ただ、あんまりの言われようなので次回は宿を考えようと思いました(´・ω・`)
◆女性だけの麻雀大会「秋の女流月見杯」
23日にe-sou梅田店で女性だけの麻雀大会「秋の女流月見杯」が開かれましたので取材に行ってきました。
女性限定というのは珍しいですね。
16名の参加で商品も女性向けばかり。
プロの方も参加していましたよ。
レポートは業界ニュースに近々アップします!!
◆新世界
大会後、Kさんにディープな大阪を案内してもらいました。
宿のすぐそばの新世界。
宿周辺の陰湿さとはうってかわって、人も多いし看板ド派手。
串カツの店には行列がたくさん!!
どの店に入るか迷ってしまいますね。
囲碁・将棋クラブにも人がたくさん!!
阪田三吉の世界が今の時代にも残ってるんですね。
これは必見!!
なんという濃い街なんだろう!!
また、スマートボールを体験しました。
パチンコみたいなもので、100円いれると白い玉が数十個出てきて、右側にあるレバーではじいて入れるんですが、なかなか入らんですわ。
獲得したボールはパチンコと同様に景品と交換できるそうです。
実は、新世界に来た最大の目的はブー麻雀。
街を巡っている間に何店か見つけたのですが、その前にまずは腹ごしらえと、串カツの店に入りました。
串カツを食べながら、今日まで大阪らしい食事を全くしていなかったことに気づいた私。
なんかTwitterのTLに「餃子の王将」の文字がやたら見えたので思わず行ってしまったり、PCの電源が取れるファーストフードやカフェでしか食事していなかったんですわ。
東京でも行けるじゃねーかw
満腹になったところで、いよいよ目的のブー麻雀へ・・・
続くったら続く。
夏季休暇を利用して大阪へ行ってきました。
休みといいつつも、お客様のところを回ったり取材したりで仕事もしてました。
もはや仕事とプライベートの境がない感じですわw
麻雀リア充と呼んでください。
大阪では、メンバーマニュアルの頃からお世話になっているKさん(10冊も買ってくれた上に色んな雀荘さんに配ってくれた方!!)に大阪の雀荘やディープな場所を案内してもらいました。
◆ヘブツイ
まずは、まぁじゃん&ガールフレンズバー「Heavenly twins」(通称ヘブツイ)に行ってきました。
日本プロ麻雀協会の櫻井はるかプロのお店です。
麻雀業界の方がよく訪れるバーで、東京でいうところのくさんちっぺでしょうか。
店内には麻雀卓が置いてあって、私が行ったときにはすでにお客様が女の子と麻雀を打っていました。
数日前、東京で櫻井プロに偶然お会いする機会があり、「今週遊びに行きますよー」とお伝えしておきました。
がしかし、火曜日はお店が休み!! 水曜日は肝心のはるるん休みっ!!
というわけで大阪ではお会いできませんでしたが、楽しく飲ませていただきました。
Kさん「今日はどこ泊まるの?」
私「確か新今宮駅の近くです。西成区だっけ?」
Kさん「まじで?あそこらへんはこっちの人は近づかへんで!!」
という感じでドン引きされたんですが・・・
聞いてみると、なんかもう色々とヤバイ所らしい・・・
だって一泊2500円だったんだもん(´・ω・`)
だって無料で有線LANがあるから夜に天鳳できるなーって思ったんだもん(´・ω・`)
安かったんで2連泊予約しちまったよ!!
確かに行ってみたら、宿泊客が外国人しかいねぇー。
こんなに安いのに無料でLANがあるのも、外国人向けだからなのね。
Kさん「貴重な体験ができるで」
の声が耳に残りながらベッドに入りました(((((((( ;゚Д゚))))))))ガクブル
続くったら続く。
九段になったのと仕事がたまっているということで、天鳳はちょっと休憩してました。
今のところ、総対戦数が1850
うち、鳳南は762
※男冥利さんのランキングだと790戦のはずなんですが・・・なぜかずれてますね。他のパソコンで打ったデータってないんでしたっけ?
もうちょいで800戦なので、次の目標はまずそれ。
そして1000戦、10段という目標に前進していきます。
まぁ、その前に雀荘モードができそうですが・・・
とりあえず現状の牌譜解析を貼ってみます。
ただ、他の人のデータや平均値がわからないので、改善点がよくわかりません。
まとめも見たのですが、昔の特上の東風戦がほとんどなんですかね?
そうなるとあまり参考にならないのかなぁ。
あつあつ湯豆腐さんは参考になるのですが、鳳南の平均値が知りたいなぁ。(/ω・\)チラッ
先週末に茨城の水戸にある麻雀Cafe Panda(カフェ パンダ)に行ってきました。
ちょうど私がマナーについての配信を始めたころ、アンコロさんのオフ会で茨城北HAZさんから、「凄くマナーの良いお店があるからtarooさん来てくださいよ!!」と勧められたのがきっかけです。
さらに同じタイミングで、麻雀荘メンバーマニュアルの注文がパンダの加藤佳奈さん(元協会プロ)から入りまして、御礼も兼ねて遊びに行ってきましたよ。
オープンが17時30分なのですが、水戸駅に着いたらちょうどギリギリだったので、Twitterで「水戸な(っと)う」とつぶやくのを必死にこらえてお店に向かいます。
17時30分ちょうどにお店に着くとすでにお客様が!!
私がルール説明を受けている間にすぐに2卓たちました。
HAZさんと同卓して6半荘ほど打ってラス半をかける頃には、満卓で待ち席に人がいるほど!!
噂通り皆さんマナー良く打たれていました。
若いお客様が多く、麻雀のレベルも高かったです。
私は一回誤申告しましたけど一応浮きましたw
HAZさんは車で数十分かかる所から通っているそうなので、地元のお客様はもちろん、茨城周辺の方に愛されてるお店なんだなーと感じました。
また、1Fにお店があるのもそうですが、大きく開放的な窓も、東京ではまず見かけない光景なので非常に驚きました。(写真参照)
たくさんの方に見ていただけるような、開放的で入りやすい空間にしたそうです。
理想的な雀荘の姿がそこにありましたよ。
やっぱりいいお店はまだまだいっぱいあるなぁー。
しみちょろさん、HAZさん、また遊びに行きますね。