牌効率+手筋■攻撃の要■~メルマガ第6号より


「牌効率+手筋」は攻撃の要となるもの。
牌効率とは、「テンパイまでに最も効率のよい打牌をすること
とりあえず最初のうちはこの「テンパイまで」という認識でいいでしょう。
さらに一段上を目指すなら「アガリまでに最も効率よい打牌をすること=牌効率」ということになります。
かつ、それが局のテーマ(もっと大きく言えば、半荘のテーマ、その日一日のテーマ)に沿ったアガリである必要があります。
オーラスにトップまで満貫ツモ条件で、ただ速さを追求しても意味ないでしょ?
打点も考慮した効率の良い打牌を選んでいかなければなりません。
意味の無いテンパイ、アガリを取りにいってもしょうがないのです。
手筋とは「こういう形ではこれを切る」という、ある局面で一番適している手のこと。
ある程度パターン化されていて、戦術本などで紹介されていますね。
これを記憶することはとても大事です。
もちろん常に手筋どおりに打っていれば勝てる、というわけではないですよ。



牌効率、手筋を勉強するには、本を読むのが1番です。
例えば、近代麻雀の下にある、「何を切る」
これはいいですね。
私は麻雀を覚えたての頃から「何切る」をやっていますし、今でもたまにやりますよ。
taroo流何切る勉強法」という怪しい解き方まで開発しました(笑)
これは今後のメルマガでご紹介します。
最初は問題と答えを丸暗記してください。
あらゆるパターンを頭に叩き込んでください。
そして解説をしっかり読み、「なぜこれを切るのか」ということをじっくり考えてみてください。
最初は全然当たらないかと思います。
でも気にせずどんどん解いてください。
現在の担当者である梶やん(梶本琢程)はとてもいい問題を提供してくれます。
そして解説も的確であると思います。
必ず勉強になります。
私のおすすめの本もあげておきます。
井出洋介 
東大式麻雀 強くなる打ち方~ネット時代にも対応《攻め》のセオリー
東大式 麻雀に勝つ考え方―攻め・守り・状況判断の新セオリー
前者は攻めに特化した本です。
後者は攻守や状況判断、メンタルについて書いてあるトータル的な本です。
前者は2006年発刊です。後者は1984年発刊ですがそんなに古臭さは感じません。
私も最近読み返しましたが、今でもたくさん気づきを得られましたよ。
あなたにぜひとも読んでおいてほしい本です。



牌効率と手筋を覚えるにはとにかく数稽古です。
たくさんの本を繰り返し読み、頭に叩き込んでください。
そして、必ず実践してください。
セットやフリーで実際に牌を使って実践してください。
1人麻雀でもいいですよ。
私も昔はたくさんやりました。
頭ではなく、体で覚えてください。
体で反射的に効率の良い打牌が出来たとき、初めて「牌効率」と「手筋」をマスターしたといえます。
3人麻雀(サンマ)が牌効率の勉強に良い。
と、聞いたことがあります。
でも、私はほとんどやったことがないのでその効果のほどはわかりません。
近代麻雀の佐々木寿人「無礼者」にて
荒正義 「サンマはやりすぎるとパっと三色がみえなくなるからだめよ
という記事がありました。
さすが荒さん。
これはたしかにそうですね。
私の同僚も、出勤前にセットでサンマをやってからくると、本走がおかしくなると言ってました。
というわけでサンマは牌効率の勉強に良いですが、ほどほどにしましょう。

基本知識■麻雀力の礎■


ここでいう基本知識とは「麻雀のルール、点数計算などを理解していること
当たり前のことですが、一流のプロはそのジャンルのルールに関して熟知しています。
野球の一流のプロは、野球のルールを良く知っています。
サッカーの一流のプロは、サッカーのルールを良く知っています。
ということは、麻雀の一流のプロも当然麻雀のルールを良く知っています。
強くなるためには麻雀のルールを良く理解していることです。



1.ルール
ルールについてはぜひ以下のサイトを見てください。
麻雀祭都
細かいルールについてもわかりやすく書かれていますのでとても参考になります。
特にメンバーの方は必見ですね。
ルールの裁定についても書いてあります。
麻雀祭都は麻雀の正しい考え方が身につく素晴らしいサイトです。
いずれ「マインド」の項でも書きますが、麻雀が強くなるには、麻雀に対する正しい考え方、正しい認識を持っていないといけません。
ぜひ何日もかけて、何度も読んでください。
2.マナー
強い人はとてもマナーが良いです。
あなたは正しいマナーで麻雀を打っていますか?
気づかないうちに変な癖が付いてはいませんか?
ぜひ以下のサイトで確認してください。
雀のお宿
かなり良くまとめられていますので、こちらでほとんど対応できると思います。
私のブログでもマナーについて書いていますのでそちらも参考にしていただけると嬉しいです。
私がメンバーをしていて気づいたこと(誰も書いていないようなこと)を書きたいと思います。
結構知らず知らずのうちにマナ悪行為をしていたりするものですよ。
私も例外ではないです(笑)
3.点数計算
点数計算はとても大事な基本的な技術です。
点数計算については数多くの本やサイトで勉強することが出来ますのでそちらを参考にしてください。
でも、多くの本、サイトが本当に大事なことを書いていません。
そこで麻雀荘メンバーマニュアルでも、「点数計算のコツ」というテーマで記事を書いていますので見てみてください。
あまり他では書いていないようなことを書いていきますから。



あなたはまず、基本知識を学ぶ必要があります。
全ての能力の下地となるものですからしっかりと身につけてください。

バランスの重要性


「勝利の方程式」はなぜ掛け算なのか?
<麻雀が強くなるための勝利の方程式>
基本知識×(牌効率+手筋)×(ベタオリ+受け)×(マインド+メンタル)×押し引き×瞬発力=麻雀力
勝利の方程式は大きく分けて6つの力に分かれています。
これらはどれも強くなるために絶対に必要な力です。
例えば、猛勉強で完璧な牌効率を身につけたが、それ以外は全然駄目なA君が
基本知識が5
(牌効率+定石)が10
(ベタオリ+受け)が5
(マインド+メンタル)が4
押し引きが4
瞬発力が2
の力だとしましょう。
そのときのA君の麻雀力は5×10×5×4×4×2=8000です。
それに対し、それぞれをバランスよく勉強し、平均的な能力のB君は
基本知識が5
(牌効率+定石)が5
(ベタオリ+受け)が5
(マインド+メンタル)が5
押し引きが5
瞬発力が5
の力です。
そのときのB君の麻雀力は5×5×5×5×5×5=15625です。
A君の麻雀力:8000
B君の麻雀力:15625
なんと約2倍の差がついてしまいました。
(まあ実際は能力を数値化することは困難ですので、参考程度に考えてください。なんかドラゴンボールみたいw ちなみに足し算だとA君もB君も30になります)
どれかが突出した能力を持っていても、一つでも0の能力があったらトータルは0ですよね?
逆に、突出した能力が無くても、バランスの良い能力があるなら、ものすごい力を発揮するんですよ!
このように、強くなるためには6つの力をバランス良く鍛えることがとても大事なんです。




また、7を10にするのは難しいですが、2を5にする方が簡単です。
突出した能力をさらに鍛えるよりも、駄目な能力を鍛えたほうが、
労力が少なく、効果的に麻雀力を上げることが出来ます。

全体のバランスがよくなり、方程式の掛け算の力が効きますから。
このメルマガでの目標は全ての数値を7ぐらいにすること。
ようするに全てを平均以上に鍛え、かつ一つの能力を鍛えすぎないようにする。(時間がもったいないから)
これが一番効率が良いです。
「これだけは誰にも負けない」能力を持っているスペシャリストであることも大事です。
「これだけは誰にも負けない」能力があることは自信に繋がります。
これはあなたの精神力に大きく影響します。
6つ全ての力を平均以上にし、その中から一つだけ得意なものを身につける。
これが理想とするところです。




もう○年も前の話ですが・・・(笑)
私は大学受験の時に世界史ばかり勉強していました。
その結果、世界史だけは学校で一番になることができました。
英語や数学を含めた総合では下から数えた方が早かったです。
それでも自分の能力よりも遥かに高いレベルの大学に合格することが出来ました。
それは多分、世界史という絶対的に自信のある科目があることで、
「他の科目で失敗してもなんとかなる」という楽な気持ちで試験に望めたからではないかと思っています。
バランスはとても大事です。
そして誰にも負けないスペシャルな能力を持っていることも大事です。
ただ、全てのスペシャリストになる必要はありません。
もちろんそうであったほうが良いのですが、それには膨大な時間が必要ですから。
もしあなたが時間に余裕があるのなら、是非チャレンジしてください。

強くなるための勝利の方程式


前号は「なぜ雀鬼流と土田浩翔は勝てたのか?」と言うテーマをお話ししました。
彼らはシステムを持ち、システムに従ったから勝ったのです。
強くなるためにはあなた独自のシステムが必要だと言いました。
そのためには、システムを作り上げる基本的な能力がなければいけません。
その基本的な能力を鍛える方法をこれからお伝えしていきます。
というわけで、今回は「強くなるための勝利の方程式」についてお話ししますね。



麻雀が強くなるために必要な力はたくさんあります。
それをまとめたものが、今回ご紹介する「勝利の方程式」です。
ちなみに「勝利の方程式」は私が勝手に考えたものです。
つっこみどころ満載ですが、まあとりあえず聞いてみてください。
麻雀が強くなるために必要な力、
強くなるための勝利の方程式は
基本知識×(牌効率+手筋)×(ベタオリ+受け)×(マインド+メンタル)×押し引き×瞬発力=麻雀力
です。
まあ、麻雀力はこんな式で表せるほど単純なものじゃありませんが、
強くなるための方法をわかりやすく説明するために、便宜上「勝利の方程式」を作りました。
それぞれの項目を鍛えていけば、自然とあなたの麻雀力があがっていくと思います。
これから、それぞれの項目の解説と鍛えるための方法を10回ぐらいにわたってお話ししていきます。
聞いたことが無い言葉もあると思いますので、とりあえず説明していきましょう。



1.基本知識
ここでいう基本知識とは「麻雀のルール、点数計算などを理解していること
当たり前のことですが、一流のプロはそのジャンルのルールに関して熟知しています。
麻雀においても、強い人はとてもマニアックです。
細かいルールなども良く知っています。
また点数計算はとても大事な基本的な技術です。
必ず覚えてください。
あなたはまず、基本知識を学ぶ必要があります。
全ての能力の下地となるものですからしっかりと身につけてください。



2.牌効率+手筋
「牌効率+手筋」は攻撃の要となるもの。
牌効率とは、「テンパイまでに最も効率のよい打牌をすること
とりあえず最初のうちはこの「テンパイまで」という認識でいいでしょう。
さらに一段上を目指すなら「アガリまでに最も効率よい打牌をすること=牌効率」ということになります。
かつ、それが局のテーマに沿ったアガリである必要があります。
オーラスにトップまで満貫ツモ条件で、ただ速さを追求しても意味ないでしょ?
打点も考慮した効率の良い打牌を選んでいかなければなりません。
手筋とは、「こういう形ではこれを切る」という、ある局面で一番適している手のこと
ある程度パターン化されていて、戦術本などで紹介されていますね。
これを記憶することはとても大事です。
もちろん常に手筋どおりに打っていれば勝てる、というわけではないですよ。



3.ベタオリ+受け
「ベタオリ+受け」は守備の要となるもの。
「ベタオリ」とは、ほぼアガリを放棄して、相手に振り込まないことを最優先に、安全牌を捨てていくこと。
「受け」とは、完全にアガリは放棄せず、比較的安全牌と思われる牌を切り、隙があればテンパイを組み、アガリを狙うこと。
「受け」を中途半端な守備と思われる方もいらっしゃるでしょうね。
でも常にベタオリしているわけにもいかないですよね。
点棒状況によっては、テンパイを取っていかなければならないです。
テンパイ料がアガリ以上の価値を生むこともあるのですから。
そしてツモによってはクズ手が勝負手に変わることもあるのですから。



4.マインド+メンタル
「マインド」はあなたの麻雀に対する意識です。
あなたは正しい認識を持っていますか?
麻雀を間違った認識で捕らえていてはいけません。
「メンタル」とは精神力
「メンタルが強い」とは、「精神的にタフである」「どんな状況でも落ち着いて判断できること」です。
強者は総じてメンタルが強いです。
「マインド」がしっかりしていないと「メンタル」に影響を与えます。
「マインド」という大きなくくりの中に「メンタル」があります。
麻雀に対する正しい認識があってこそ、精神は安定するのです。
このマインドとメンタルが実は一番重要ですね。
攻守のセオリーを実行する原動力となるものです。
そして、次に説明する「押し引き」にも大きく影響を与えます。



5.押し引き
「押し引き」とは「攻守の切り替え」のこと
イクのか、降りるのかを判断することです。
麻雀はあなたが毎回アガれるわけではありません。
むしろあなた以外がアガることのほうが多いですよね。
どこかであなたは守りに意識をおかなければならない。
その判断はとても重要なのです。



6.瞬発力
ここでいう「瞬発力」とは「瞬間的に判断する力」のことです。
麻雀は4人のプレイヤーの1打1打で状況がころころ変わる上に、
それぞれの持ち時間はものすごく短いのです。
その目まぐるしく変わる局面に、瞬間的に判断して対応していく力が必要なのです。



各項目の詳しい説明は後ほど順番にしていきますね。



なぜ足し算では無く、掛け算なのか?
これに気がついたあなたは意識が高いですね。
ここに、勝利の方程式の秘密があります。
その秘密は・・・




また次号で(笑)

なぜ雀鬼流と土田浩翔は勝てたのか?


本屋の麻雀コーナーに行くと「桜井章一」「雀鬼流」と冠がついた本が
たくさん並んでいます。
このメルマガを読んでいて、桜井章一と雀鬼流のことを知らない方は
あまりいないと思いますが一応説明しますね。
桜井章一は20年間不敗を称し、「雀鬼」と異名をとる雀士です。
詳しくはWikipediaで。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A1%9C%E4%BA%95%E7%AB%A0%E4%B8%80
随分古い話ですが、竹書房主催の麻雀最強戦で、桜井章一の弟子たちが
強豪プロを次々となぎ倒し、2年連続で優勝をしました。
最近では、雀鬼流も経験したことのある土田浩翔が、
主要タイトルである十段、鳳凰の二冠となり、現役最強と言われています。
なぜ彼らは勝つことが出来たのでしょうか?
それが今回のテーマです。
「桜井章一」「雀鬼流」という言葉を聞いただけで、
購読解除ボタンを押してしまいそうなあなた(笑)
ちょっと待ってください。
私は別に雀鬼流ではありませんし、熱烈な信者でもありません。
ですが、私の麻雀は雀鬼流に少し影響を受けています。
そりゃあ強い人を研究するのは当たり前のことですから!
そして自分に合った使える部分だけ、取り入れていくのです。
これは前号で書きましたよね?
ですから、解除ボタンを押すのはもうちょっと待ってください(笑)
せめて最後まで読んでから。
これからものすごく大事なことをお話ししますから。
それが全然使えねぇを思ったら、そこで初めて解除してくださいね。



話を戻しますね。



彼らが勝てた理由。



それは、



「システム」です。



彼らは独自のシステムを持ち、それにのっとって麻雀をしているのです。
そしてそのシステムを忠実に守ることにより、素晴らしい結果を残しているのです。
弱者は少しでも自分に不利なことが働くと、不安になり、
いつもと同じような打ち方ができなくなります。
しかし彼らは違います。
「圧倒的なメンタルの強さ」と「日々の努力から得る自信」を持っています。
それにより、いつもと同じような打牌できるのです
それは「システム」があるからこそできるのです。
そしてシステムに絶大な信頼を置いているからです。



システムとは、雀鬼流でいえば彼らの制約がそれに当たります。
字牌は第一打に切ってはいけない
ドラはテンパイまで切ってはいけない
などたくさんありますね。
雀鬼流ではこれらの制約を守らないとペナルティになります。
ですから、常に制約を守った打牌をしています。



土田浩翔で言えば、最近彼が出版した
「土田システム~麻雀が強くなるトイツ理論」 にあるように、本の題名に「システム」が使われているではありませんか。
土田浩翔の打ち方は他人の目には奇異に映るようですが、
土田本人に言わせると、
「システム化されたチートイツ理論が背景にある打牌なので、
私としてはきわめてデジタル的な打ち方だと理解している。」

とあるように、彼にとってはシステムにのっとった当たり前の打牌なのです。
ちなみに「土田システム~麻雀が強くなるトイツ理論」を読んでみましたが、
私ごときには内容は全く理解できませんでした(笑)
一般の方にはとてもおすすめできるレベルではないので、立ち読みをおすすめします(笑)
あの本で一番素晴らしいところは、「システム」について触れているところです。
それ以外はまさに宇宙(笑)



彼らに限らず、本当の強者は独自のシステムを持っています。
はっきりと紙に記してあることはないと思いますが、無意識に持っています。
そういうあなたも、システムに近いものは持っているんじゃありませんか?
もし字牌の切り順が決まっているなら、それはシステムです。
もしリーチのかけるタイミングが決まっているなら、それはシステムです。
何かの本で読んだ戦術を用いているとしたら、それはシステムです。
流れ、ツキを意識した戦術を用いているとしたら、それはシステムです。
(例:牌流定石、亜空間殺法etc ふ、古いw)
弱者はシステムを持っていたとしても、自分の都合ですぐにそれを破ります。
そしてさらに負けるのです。
本当の強者は、システムを遵守して負けたとしても後悔はしません。
試行錯誤を繰り返して構築したシステムに絶大な信頼をおいています。

でも、もしシステムに欠陥があると思ったら、すぐに修正します。
さらに信頼のおけるシステムに育て上げるのです。



本当の強者が勝つ理由。
それは、
別に、流れがどうこうだから勝った、オカルトだから勝った、デジタルだから勝った、
と言うわけではなく、ただ己のシステムに従い、それを忠実に守ったからなのです。




ですから、強くなる方法とは
「システムを作ること。」



システムなんか持って無いっていうあなた。
これから作っていけばいいんです。
このメルマガでは最終的にはあなたのシステム作りをサポートしていきたいと思っています。
あなた独自の最強のシステムを作ろうじゃありませんか!



そういえば、片山まさゆき先生の「オカルトシステム」を忘れていました(笑)
あれも立派なシステムです。
片山まさゆき「牌族オカルティ」 システムの内容はともかく、きちんと明文化されているという点では参考になりますね(笑)
なぜ群鴎刈人は強いのか?
それは自分に合ったシステムを構築し、それを信頼し、忠実に守ったからです。
システムはフォーム、スタイルに基づいたルール、決め事のこと。
例えば、「打撃系」、「守備型」などはスタイル、フォームにあたります。
それに対し「自分が面前で無いとき、カンはしない」
「チートイツで後手をふんだら、無理をしない」
とかはシステムですね。
詳しくは今後のメルマガで書きますね。

強くなるために必要な6つの心構え


あなたはなぜ強くなりたいのですか?
お金を儲けたいから?
負けて悔しいから?
友達を見返したいから?
では、強くなるために何かをしていますか?
毎日、麻雀を打っている?
それだけ?
強くなるには心構えが出来ていないといけません。
いきなり精神論かよ、と思ったあなた。
もちろん精神論だけで終わるつもりは毛頭ありませんが、
心構えが出来ていないと、これから伝える方法論も使いこなせないでしょう。
我慢して聞いてくださいね。
まずは「強くなるために必要な6つの心構え」をご紹介します。



「強くなるために必要な6つの心構え」
1.人の言うことを聞く「素直さ」
2.自分の実力はまだまだと思う「謙虚さ」
3.本などを読んで勉強する「探究心」
4.本などで得た知識を「実践」すること
5.人よりも何倍も「努力」すること
6.麻雀を好きになること、麻雀を「楽しむ」こと




1.人の言うことを聞く「素直さ」
本当の強者は人にアドバイスを求めます。
そしてそれを検証し、正しい場合は素直に受け入れます。
弱者は「自分こそが最強だ」という根拠の無い自信を持っています。
せっかく人が貴重なアドバイスをしても聞き入れようとしません。
自信があることも大事ですけどね。
でも、自信とうぬぼれは違います。



2.自分の実力はまだまだと思う「謙虚さ」
本当の強者は自分が弱いことを知っています。
自分の欠点を知っていてそれを改善しようと努力をします。
弱者は「もう勉強することなんて無い」
と思い、努力をしません。



3.本などを読んで勉強する「探究心」
本当の強者は常に勉強しています。
常に新しい情報を仕入れて、検証し、
使えると思ったものは取り入れます。
弱者は本を読みません。
実戦でのみ、麻雀がうまくなると信じています。



4.本などで得た知識を「実践」すること
本当の強者は仕入れた知識を実践します。
その知識が本当に使えるか検証します。
そして本当に使えるもの、自分に合ったものだけを取り入れます。
弱者は本を読んだだけで強くなったと思っています。
そして、全ての知識を鵜呑みにします。
全ての知識を使おうとします。
矛盾した戦術を使い続けます。
知っていることと出来ることは違います。
素直すぎても駄目です。
私の同僚にも大量の本を読んでいる奴がいますが、すぐアウトオーバーになります。
あまりにも素直で、全ての知識を鵜呑みにしてしまうのです。
本当の強者は、自分に合う戦術を取捨選択する能力を持っています。
なんでも鵜呑みにせずに、良書と悪書の区別が出来るようになること。
これが強くなるための第一歩です。
また、たくさんの本を読むよりも、良書を繰り返し読むほうが良いです。
一度読んだだけで本当にあなたは内容をマスターしたのですか?
2回目、3回目に読んだときに、新しい気づきを得ることも多いですよ。
また、麻雀の本は内容の割にほとんど1000円以上しますし、とてもお金がかかります。
(もちろん良書は値段以上の価値がありますが)
ですからあなたの財布のためにも、良書を何回も読んでください。
どれが良書かわからない?
人によって良書と感じる本は違いますので、あなたが感銘を受けたものが良書です。
一応参考程度に、私がおすすめする本もこのメルマガでご紹介していきます。
私自身、そんなに読んでいないですが、所有している本はどれも素晴らしい良書で、
今の私の麻雀を形成するのに役に立ったものばかりです。



5.人より何倍も「努力」すること。
本当の強者が努力しているときに、弱者は遊んでいます。
その結果、いつまでもその差が埋まることはありません。
漫画「はじめの一歩」の鴨川会長のお言葉。
「努力したものが全て報われるとは限らん。
しかし!成功したものは皆すべからく努力しておる!!」

学ぶことをやめたとき、人の成長は止まります。
これは麻雀だけでなく、どんなことにもいえます。
大事なのは「努力し続けること」です。



6.麻雀を好きになること、麻雀を「楽しむ」こと
野球が嫌いな人が一流のプロになれますか?
将棋が嫌いな人が一流のプロになれますか?
麻雀が強くなるために必要なのは、「麻雀を楽しむことです」
麻雀を好きであること、麻雀を楽しむことができないと、
麻雀力をアップさせるために必要な勉強、努力が苦痛になってしまいます。
あなたのペースで、無理をしない程度に勉強していってください。




この6つの心構えを決して忘れないでくださいね。
これが出来ていないと、これから先、私が何を言っても無駄になってしまいますから。

  • プロフィール

    ◆taroo(たろー)

    雀荘検索「麻雀王国」やニュースサイト「麻雀ウォッチ」で麻雀界の情報を発信しています。こちらはtarooの個人ブログで、麻雀業界についてあれこれ書いています。
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