ある若者が山を崩して何牌か見せ牌にしてしまいました。
若者 「失礼!」
そして牌を戻し何事も無かったように場は進みます。
「失礼」なんて言葉、雀荘以外で聞いたことありますか?
私はほとんど無いですね。
これって死語ではないでしょうか?
さらに言うには「失礼」って言葉は立場が上の人が下の人に使う言葉であると思います。
少なくともフリーのような他人と打つ場所で使うような言葉では無いでしょう。
私は
「失礼」
と言われると、
「ほんとに失礼ですね。」
と言いたくなるのですが(笑)
あなた「失礼」って言葉日常的に使っているのですか?
多分どこかの雀荘で覚えちゃったんでしょうね。
これも雀荘特有の悪習であると思います。
長考してるときに言う人は多いですね。
「何かしゃべるよりはさっさと切れよ」、
と言いたくなりますが。
「失礼」
ではなく、日本人お得意の
「すみません」
とか
「ごめんなさい」
でいい気がします。
(「失礼します」って言うのも何か違和感をおぼえます)
さらには裏ドラがモロのりして
「失礼!」
もはや煽りです(笑)
雀荘にはラーメンやそばの出前が付き物です。
どこの雀荘でも大抵出前が頼めるでしょう。
出前を持ってきていただいたラーメン屋の店員の方に、
「ご苦労さま」
と言うメンバーは結構多い気がします。
私はこれにも違和感をおぼえてしまうのです。
「ご苦労さま」って言う言葉は立場が上のものが下のものに使う言葉ですよね。
お金を払っているから偉いの?と思ってしまうわけですね。
「ありがとうございます」
と言うべきではないでしょうか?
だってそのラーメンとお金は等価交換でしょ?
だったら、持って来ていただいた方に感謝の気持ちを表すのは当然だと思います。
飲食店などで、明らかにデカイ態度をとる人って結構います。
「俺は客だぞ(金を払っているんだからサービスしろ)」
なんてね。
「お客様は神様です」(三波晴夫)
ってありますが、この言葉を誤解している方も多いと思います。
参考:「宇佐美保の世界へようこそ」
もちろん、従業員がそれぐらいの気持ちでお客様にサービスすることは大事だと思いますが、
お客様としても
「俺は神様だから」
なんて気持ちでいて欲しくないですね。
なんでもっと感謝の気持ちを表せないのだろう。
先日、あるお客様から
「いやー今日もたくさん遊ばせてもらったよ。
たった一万円で一日中遊ばせてもらってありがとう。」
と言っていただけました。
こういう言葉をかけていただけると、本当に嬉しいものです。
もっともっとサービスしたくなっちゃいます。
ですから、岡持ちの方にも、
「いつも食べさせていただいてありがとうございます」
という気持ちをもって
「ご苦労様」
ではなく
「ありがとうございます」
と言うべきではないでしょうか?
例えば、職場であなたが明らかに立場が上だとしても、部下に「ご苦労様」ではなく「ありがとう」と素直に言える人がモテル上司だと思います。
あなたも「ありがとう」って言われると嬉しくなりますよね。
なんか話が大分ずれましたね。
「失礼」(笑)
マナ悪度 ☆☆☆☆
マナ悪率 ☆☆☆
「牌効率+手筋」は攻撃の要となるもの。
牌効率とは、「テンパイまでに最も効率のよい打牌をすること」
とりあえず最初のうちはこの「テンパイまで」という認識でいいでしょう。
さらに一段上を目指すなら「アガリまでに最も効率よい打牌をすること=牌効率」ということになります。
かつ、それが局のテーマ(もっと大きく言えば、半荘のテーマ、その日一日のテーマ)に沿ったアガリである必要があります。
オーラスにトップまで満貫ツモ条件で、ただ速さを追求しても意味ないでしょ?
打点も考慮した効率の良い打牌を選んでいかなければなりません。
意味の無いテンパイ、アガリを取りにいってもしょうがないのです。
手筋とは「こういう形ではこれを切る」という、ある局面で一番適している手のこと。
ある程度パターン化されていて、戦術本などで紹介されていますね。
これを記憶することはとても大事です。
もちろん常に手筋どおりに打っていれば勝てる、というわけではないですよ。
牌効率、手筋を勉強するには、本を読むのが1番です。
例えば、近代麻雀の下にある、「何を切る」
これはいいですね。
私は麻雀を覚えたての頃から「何切る」をやっていますし、今でもたまにやりますよ。
「taroo流何切る勉強法」という怪しい解き方まで開発しました(笑)
これは今後のメルマガでご紹介します。
最初は問題と答えを丸暗記してください。
あらゆるパターンを頭に叩き込んでください。
そして解説をしっかり読み、「なぜこれを切るのか」ということをじっくり考えてみてください。
最初は全然当たらないかと思います。
でも気にせずどんどん解いてください。
現在の担当者である梶やん(梶本琢程)はとてもいい問題を提供してくれます。
そして解説も的確であると思います。
必ず勉強になります。
私のおすすめの本もあげておきます。
井出洋介
「東大式麻雀 強くなる打ち方~ネット時代にも対応《攻め》のセオリー」
「東大式 麻雀に勝つ考え方―攻め・守り・状況判断の新セオリー」
前者は攻めに特化した本です。
後者は攻守や状況判断、メンタルについて書いてあるトータル的な本です。
前者は2006年発刊です。後者は1984年発刊ですがそんなに古臭さは感じません。
私も最近読み返しましたが、今でもたくさん気づきを得られましたよ。
あなたにぜひとも読んでおいてほしい本です。
牌効率と手筋を覚えるにはとにかく数稽古です。
たくさんの本を繰り返し読み、頭に叩き込んでください。
そして、必ず実践してください。
セットやフリーで実際に牌を使って実践してください。
1人麻雀でもいいですよ。
私も昔はたくさんやりました。
頭ではなく、体で覚えてください。
体で反射的に効率の良い打牌が出来たとき、初めて「牌効率」と「手筋」をマスターしたといえます。
3人麻雀(サンマ)が牌効率の勉強に良い。
と、聞いたことがあります。
でも、私はほとんどやったことがないのでその効果のほどはわかりません。
近代麻雀の佐々木寿人「無礼者」にて
荒正義 「サンマはやりすぎるとパっと三色がみえなくなるからだめよ」
という記事がありました。
さすが荒さん。
これはたしかにそうですね。
私の同僚も、出勤前にセットでサンマをやってからくると、本走がおかしくなると言ってました。
というわけでサンマは牌効率の勉強に良いですが、ほどほどにしましょう。
「一呼吸おこう」でも書きましたが、
アガってすぐ点数申告して、相手が点棒払う前に、自らスイッチを押して河を流す。
早すぎます!
全然牌姿が確認できません。
また、そのくせ牌を落とした後に「あ、やっぱりハネ満でした」とか言われても困るわけです。
ちょっと話がそれますが・・・
牌を落としてからの、点数やチップの修正は認められるのでしょうか。
これは明らかな場合は認めてもいいんじゃないですかね。
私は同卓している時は認めることが多いですが、基本は牌を落としてしまったら修正できません。
そもそもメンバーが確認していなきゃいけないんですけどね。
落とした人も落とした人で、意地汚く点棒を貰おうとしないようにしてくださいね。
見苦しいですから。
本題に戻ります。
基本は、点棒のやり取りが終わってから、次の親番の人がスイッチを押すのが普通でしょう。
牌を上げるときも落とすときもね。
まあフリー雀荘でここまで徹底する必要はありませんが。
フリー雀荘って簡略にすることが多いですからね。
私はアガったときはなるべく自分でスイッチは押さないようにしています。
どうしても誰も落とさない場合は自分で落としますが。
初心者のお客様ばかりだと、自分でスイッチを押す人は少ないですからね。
いつまでも進まないのです(笑)
とにかく、全ての動作に「一呼吸おく」意識であればいいと思います。
そのほうがキレイだし、周りもわかりやすいのです。
また、早くやろう早くやろうという意識なのか、アガッた人の前に手を入れて牌を落とす人はいますね。
たまに対面から乗り出して手を出す人もいますけどね。
これも見苦しいのです。
というか煽りに見えます。
「遅いんだよ」
っていうのを態度で表しているような。
特にメンバーは気をつけてくださいね。
マナ悪度 ☆☆☆☆
マナ悪率 ☆☆☆☆